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膠原病を抑えるお薬【プレドニン(プレドニゾロン)】

「はやく元気になりたい!」様(36歳、女性)からの体験談です。

現在、プレドニン(プレドニゾロン)を10mg服用中のものです。出産後、膠原病を発症したため、服用を始めました。膠原病は、一度発症すると完全治癒が難しい病気です。そのため国からも難病指定されています。症状が軽いものから、重度のものまで、症状自体も人によってさまざまに出るため、病名(膠原病の中にも、全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群、リウマチなどいろいろな病名があります)の判断も難しいようです。簡単に説明すると、膠原病は自己免疫疾患、体に病原菌などの異物がはいると、健康な人の体の反応はそれを退治しようと、自己免疫を働かせて攻撃しますが、この病気の人は、その免疫システムがどういうわけか狂ってしまい、異物を攻撃するだけでなく、自分の体自体も攻撃してしまうというものでう。どうして免疫システムが狂ってしまったのか原因は現在の医学をもってしてもわかっていません。そのため、自分の体の免疫システムを働かせないように飲むのがこのお薬です。ですので、このお薬をたくさん飲んでいるときは、免疫が弱く、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすいので、気をつけなければなりません。

処方には、必ず医師の診断と処方が必要です。薬の使用期間は人によってさまざまです。最初は大量に服用し、だんだん量を段階的にへらす療法が一般的です。そして最後は10mg以下、5mgくらいで維持できればベストといわれています。5mgだと健康な人が自分の体でつくっているプレドニン物質の量とだいたい同じだからです。最初の服用量の多さと症状の回復の仕方により、維持量になるまで数年かかると思います。使用する際に注意することは、この薬を服用すると、脂肪や糖を蓄える傾向にあり、コレステロール値や血糖値が上がりやすく、合併症を起こしやすいことです。運動や食事にも気をつかう必要があります。また、長期の服用により、カルシウムが流出し、カルシウム不足のため、早期骨粗しょう症になりやすいともいわれています。カルシウム流出防止のお薬も医師に一緒にだしてもらっています。使用してみた感想は、病状が悪化したときは、服用するとすぐ回復へと導いてくれるありがたいお薬ですが、一度服用しはじめると簡単にはやめられないため、どうしても副作用に悩まされます。目に見えないことよりも、ムーンフェイス(顔に脂肪がついてしまう)が一番かなしいですかね。でも服用量がへればだんだんと顔についてしまったお肉はとれて、維持量5mgくらいになればまったくわからないそうなので、焦らず5mgへの減量にむけてがんばりたいと思います。

※記事の内容はあくまで「個人の感想」です。薬効を実証するものではありません

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